地松丸太仕入と立川流建造物・彫刻


地松丸太仕入と立川流建造物・彫刻
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宮大工「(株)飛鳥工務店」棟梁と三重の地松専門の山崎木材さんへ神社・お寺用の地松(横架材)丸太下見に行きました。
地松の最高級丸太です、大きな建造物には重量物を支えるにはこの木が太古の時代から使われてきました。梁・桁にはベストです。
この丸太をタイコ状にして頑なに使い切る棟梁の考え方、改めて感服しました。この木を使えば手間もかかる。しかし、後世に長く持ち応える建築物・手抜きをしない姿勢に感動します。(世の人役所の人、もっとまなこ開いて下さい。)

三重の帰り愛知県春日井市にある知る人ぞ知る・神社「内々(うつつ)神社」に寄りました。
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この神社は立川富棟作・長野県諏訪の出身で大工・彫刻では江戸の時代では名工・有名レジェントです。この神社は立川一門が江戸後期に数年かけて完成させたとの事。すべてが年月で銀鉛色で勿体無いない感じです。(完成当時は見物で大賑わいが想像できます。)
私も親父は大工でしたのでなんとなく建築屋でないのですがかじり程度感覚はわかります。この神社の彫刻はわたしでも解る素晴らしさです。
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この神社の脇障子があり、立川流「獅子の子落とし」見事に彫り込んであります。母親の厳しくもあり、愛情の表現、見事に彫り込んで素人の私でも、子に対しての厳しさとがんばれの表現が読み取れます。
昔も今も親の愛情は変わらないと感じ入りました。そういえばこの時代から床は地松の床材として使われています。
地松丸太仕入と立川流建造物・彫刻
最近興和として地松を一般住宅のフローリングとして販売しておりますが最近問い合わせ多くなり、外材に頼るでなく、日本の木をもっと活用して頂く様、PRしていきたい所存です。国内産ですので、安定供給できます。ちなみに床材は15x114x1820です。(幅152mmもございます。)格安です。使用工務店さんから満足度90%答え頂いております。




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